『黄泉のツガイ』は、山奥の村で狩人として暮らしていた少年ユルが、村を襲った事件をきっかけに「ツガイ」と呼ばれる存在をめぐる争いに巻き込まれていくファンタジーです。作者は『鋼の錬金術師』の荒川弘で、月刊「少年ガンガン」で連載中の最新作にあたります。

この記事では、既刊巻数と連載状況、アニメ化の状況、レビューで実際に挙がっている評価と不満点、そして今から読み始める場合の判断の目安を、2026年7月時点の情報で整理します。

作品の基本情報

作者荒川弘
掲載誌月刊少年ガンガン(スクウェア・エニックス/ガンガンコミックス)
既刊13巻(2026年7月時点。13巻は2026年7月10日発売)
連載状況連載中(未完結)
アニメ2026年4月4日放送開始、連続2クール。監督は安藤真裕、アニメーション制作はボンズフィルム
累計部数シリーズ累計750万部突破(13巻発売時点/2026年7月10日)

数値・巻数はいずれも上記の時点のものです。累計部数は巻が進むごとに更新されるため、13巻より前の時期に発表された数字(600万部など)が併存している点にご注意ください。最新の状況は各書店の配信ページをご確認ください。

なお、同じ荒川弘の代表作については、巻数や完結状況をまとめた記事を別に用意しています。
『鋼の錬金術師』の巻数・完結情報と電子書籍で読む方法

あらすじ

山奥の小さな村で暮らす狩人の少年ユル。野鳥を狩り、双子の妹アサや村人たちと慎ましい日々を送っていました。

しかしある日、その平穏な日常を切り裂くように空へ「竜の鳴き声」が響きます。穏やかに見えた村に潜んでいた伝承と謎、そして村に隠された秘密が、ユルの前に姿を現しはじめます。

物語の序盤で舞台と前提が大きく切り替わる構成になっており、そこから「ツガイ」と呼ばれる存在を操る者たちの争いへと展開していきます。

レビューでの評価

以下は、電子書店コミックシーモアの『黄泉のツガイ』作品ページに投稿されている読者レビューをもとにした整理です。同ページに表示されていた平均評価は5点満点中4.6、レビュー総数は240件でした(2026年7月26日確認。巻ごとの個別集計ではなく作品単位の集計で、評価・件数は日々変動します)。

評価されている点

  • 「ツガイ」という発想と、そこから生まれるキャラクターの造形・ネーミングが独創的だという声
  • 登場人物が次々と増えても混同しないほど描き分けが行き届いているという声
  • 設定の開示が説明くさくなく、セリフのなかで自然に飲み込めるという声
  • 敵対する相手が段階的に移り変わっていく群像劇の構造が『鋼の錬金術師』を思わせるという声
  • ツガイの能力を使った戦いに戦略性があり、バトルの見応えがあるという声

賛否が分かれる点

  • 説明が少なく、序盤は状況がつかみにくいという声
  • 敵と味方の区別が分かりづらく、勢力関係を追うのに集中力がいるという声
  • 登場人物が多く、関係の把握に時間がかかるという声
  • 主人公の立ち位置が受け身に見える場面があるという声
  • 設定上の都合で緊張感が薄れると感じるという声

今から読む人向けの判断の目安

評価が分かれている点はほぼ「序盤の情報量」に集中しています。ここで区切りとして1巻を挙げるのには理由があります。本作は冒頭こそ山奥の村を舞台にした素朴な導入ですが、1巻の途中で作品の前提そのものが切り替わり、そこから「ツガイ」を操る勢力同士の争いという本編の枠組みが提示されます。つまり、最初の数十ページで感じる印象と、1巻を読み終えたあとの印象が別物になりやすい構造です。作品の輪郭が見えるのは1巻の終盤なので、そこまでは判断を保留するのが妥当といえます。

1巻を読み終えてもなお勢力関係が追いづらいと感じる場合は、人物と組織の整理が進む2巻までを目安にしてください。レビューでも、1巻の終盤で引き込まれたという声や、1巻を読んだ流れでそのまま最新刊まで読み進めたという声が見られます。

逆に、1巻を読み終えた時点で「説明されないまま話が進むこと自体が気になる」と感じたなら、2巻以降で解消される可能性は低いといえます。本作は謎を残したまま先へ進み、後から回収していく組み立てだからです。この点が引っかかった場合は、そこで判断してかまいません。なお、いきなり購入するのが不安であれば、各電子書店の試し読みで冒頭を確認してから決める方法もあります。

電子書籍で読むなら

本作は主要な電子書店で広く配信されていますが、本記事では還元に特徴のあるDMMブックスを紹介します。

なお、還元率やキャンペーンの内容は時期によって変動します。購入前にストア側の最新の表示をご確認ください。

よくある質問

漫画は何巻まで出ていますか

2026年7月時点で13巻まで刊行されています。13巻の発売日は2026年7月10日です。

完結していますか

完結していません。月刊少年ガンガンで連載中です。物語は、ユルとアサの両親をめぐる謎や、対立する勢力それぞれの目的が段階的に明かされていく局面まで進んでいます。

無料で全巻読めますか

全巻を無料で読める正規の方法はありません。各電子書店の試し読みと、期間限定のキャンペーンを利用するのが正規の方法です。なお、アニメ版で内容を追いたい場合は、DMM TVをはじめとする動画配信サービスでの視聴という選択肢もあります。

アニメと漫画はどちらから見るべきですか

どちらからでも問題ありません。レビューでは、アニメ化をきっかけに漫画を一気読みしたという声と、連載を追っていた側からアニメが原作に忠実だと感じたという声の両方が見られます。序盤の情報量が多い作品なので、映像と音で整理しながら入りたい場合はアニメから、先の展開まで読み進めたい場合は漫画からが向いています。

まとめ

『黄泉のツガイ』は、ツガイという独自の設定と、勢力が入れ替わりながら進む群像劇が軸になった作品です。序盤の情報量の多さが評価の分かれ目で、判断は1巻から2巻あたりでつきます。2026年7月時点で既刊13巻、連載は継続中、アニメは連続2クールで放送されています。

作者の代表作である『鋼の錬金術師』の結末まで知りたい場合は、こちらの記事で扱っています。物語の結末に触れるため、未読の方はご注意ください。
『鋼の錬金術師』のあらすじと最終回の結末(ネタバレを含みます)

気になった方は、まずは1巻から確かめてみてください。

アニメ版もDMMで見られる

本作は2026年4月4日からテレビアニメが放送されています。連続2クールの構成で、監督は安藤真裕、アニメーション制作はボンズフィルムです。アニメ版はDMM TVでも配信されています。

黄泉のツガイ

アニメは複数の配信サービスで配信されており、放送局や配信先の一覧はアニメ公式サイトで確認できます。配信状況は変動するため、視聴前にDMM TV側の最新の表示もあわせてご確認ください。


本記事の情報は2026年7月時点のものです。価格・配信状況・還元率・レビュー評価は変動します。ご購入の際は各ストアの最新の表示をご確認ください。