初心者必見！『NARUTO-ナルト-』のあらすじをざっくり解説

この記事では、大人気アニメ『NARUTO -ナルト-』のあらすじをざっくりと解説していきます。

全体の流れや主要なイベントを簡単にご紹介しますので、初心者の方でも楽しめます。

NARUTO -ナルト- のあらすじをざっくり解説！

九尾の狐を宿した少年

『NARUTO-ナルト-』は、岸本斉史先生による日本の漫画作品です。

週刊少年ジャンプにて1999年から2014年まで連載され、単行本は全72巻という大ボリュームで、世界中で愛される作品となっています。

物語の舞台は、忍びと呼ばれる者たちが活躍する世界です。

主人公は、火の国にある忍者の里・木ノ葉隠れの里に住む少年、うずまきナルト。

彼は、生まれた時に体内に九尾の妖狐という強力な尾獣を封印された、数奇な運命を背負う存在です。

九尾の妖狐は、かつて木ノ葉隠れの里を襲撃した凶暴な魔獣であり、里の人々はナルトをその化身と恐れ、忌み嫌っていました。

孤独な幼少期を過ごしたナルトですが、火影という、里の長であり最強の忍者になるという夢を諦めず、持ち前の明るさと諦めない心で、仲間と共に数々の試練や困難に立ち向かっていきます。

波の国での戦い

下忍となったナルトは、うちはサスケ、春野サクラと共に、第七班を結成します。

担当上忍は、コピー忍者の異名を持つ、はたけカカシ。

波の国への護衛任務という、下忍にとっては危険な任務を通して、ナルトは仲間を守るための強さを実感し、忍術や連携プレーの重要性を学びます。

この任務で出会う、抜け忍の桃井再不斬とその相棒、白との戦いは、ナルトにとって初めての死闘となり、忍者の世界の厳しさを思い知らされることになります。

中忍選抜試験の開始

ナルトたちは、中忍選抜試験に挑戦します。この試験は、下忍から中忍へと昇格するための試練であり、ナルトたちの実力が試されます。

第一試験は筆記試験、第二試験は生存演習、そして第三試験は個人戦トーナメント形式で行われます。

砂隠れの里の我愛羅や、同期の中でも天才と名高い日向ネジといった強敵たちとの戦闘は、ナルトにとって貴重な経験となり、自身の未熟さを痛感する機会となります。

忍者戦争と主要なイベント

木の葉崩し発動

ナルトの親友であるうちはサスケは、一族を皆殺しにした兄、うちはイタチへの復讐心に取り憑かれ、力への渇望から、大蛇丸という最強の忍の1人である抜け忍に師事することを決意し、里を抜けようとします。

ナルトは、サスケを取り戻すべく、仲間と共に後を追いますが、追いつくことができず、サスケは音の四人衆と共に大蛇丸の許へと去ってしまいます。

ナルトとサスケの友情と対立は、物語の大きなテーマの一つであり、後の展開に大きく影響を与えていきます。

暁の登場

暁は、各国からS級の抜け忍が集結した、極悪非道な組織です。

その目的は、全ての尾獣を捕獲し、十尾を復活させることで、世界に無限月読を発動させ、永遠に続く幻術の世界を作り出すことでした。

暁のメンバーは、それぞれが特別な能力を持つ強敵揃いであり、ナルトたちは、暁との戦いで多くの犠牲を払いながらも、成長していきます。

第四次忍界大戦

暁の首領である、うちはオビトは、第四次忍界大戦を引き起こします。

忍連合軍vs暁という、忍世界全体を巻き込んだ壮絶な戦いが繰り広げられます。

ナルトは、九尾の力を受け継いだ存在として、忍連合軍の勝利に貢献していきます。

戦争の中で、ナルトは、両親の真実、そして忍世界の過去を知り、憎しみの連鎖を断ち切るために、自らの命を懸けて戦います。

主要キャラクターの展開

サスケの過去と未来

サスケは、兄のイタチに対する復讐を遂げますが、その後、木ノ葉隠れの里を滅ぼそうとします。

しかし、ナルトとの最終決戦を経て、和解の道を選びます。

サスケの苦悩と成長は、多くの読者の心を打ちました。

カカシのエピソード

カカシは、幼い頃に父親を亡くし、その後、親友を亡くした過去を持つ忍です。

その経験から、他人との距離を置き、冷酷な一面も見せますが、ナルトたちとの交流を通して、再び仲間を信じることができるようになります。

ナルトとサクラの関係

サクラは、ナルトのことが好きでしたが、ナルトはサクラのことが好きで、サスケに執着するサクラの姿を見て、複雑な感情を抱きます。

それでもサクラは、ナルトにとって大切な仲間であり、共に成長していきます。

『BORUTO』紹介

ボルトの成長

『BORUTO-ボルト-』は、『NARUTO-ナルト-』のその後を描いた物語です。

主人公は、ナルトの息子である、うずまきボルト。

平和な時代に育ったボルトは、火影である父に反発しながらも、忍としての道を歩み始めます。

ボルトは、ナルトとは異なる個性と才能を持ち、新たな仲間たちと共に、新たな敵に立ち向かっていきます。

新たな敵

『BORUTO』では、大筒木カグヤという、強大な敵の意志を継ぐ者たちが登場します。

彼らは、チャクラを利用した科学忍具を使い、ボルトたちの前に立ちはだかります。

ボルトたちは、科学忍具の力に対抗するため、自分たちの力を磨いていきます。

ナルトとボルトの関係

ボルトは、火影として忙しい日々を送る父、ナルトに反発しながらも、心の奥底では、ナルトを尊敬しています。

ナルトも、ボルトの成長を喜び、時に厳しく、時に優しく見守っています。

まとめ

『NARUTO-ナルト-』と『BORUTO -ボルト-』の魅力

『NARUTO-ナルト-』は、友情、努力、勝利という少年漫画の王道テーマを描きつつ、登場人物たちの成長や葛藤、そして忍世界の真実を深く掘り下げた作品として、多くの読者に支持されています。

続編の『BORUTO-ボルト-』は、前作のテーマを受け継ぎつつ、新たな時代、新たな敵、新たな主人公の活躍を描いた作品として、人気を博しています。